丹田の実践!
前回の記事で「丹田」とは・・・
おヘソの奥の空間に「気」を込めると身体が良い感じになるのではないか?
というお話でした。
今回は実際に「丹田」を作って体感してみましょう。
体感方法
水の入ったペットボトルや重たい本を用意します。(なるべく重たい物が良い)
最初に膝を立てて仰向けに寝ます。
次に腕を横に伸ばしておもりを持ち上げて、重さの感覚を覚えておきます。
お腹を思い切り凹ませてから、下腹部(おへその下辺り)を膨らします。お腹全体を丸く、ぽーんと張らせるイメージです。
膨らました状態をキープしながらおもりを上げると・・・先ほどよりすっと上がる感覚があると思います。
つまり…
・丹田を作る前後で重さの感じ方が違う!
という事です。
では何故重さの感じ方が変わるのでしょうか?
ポイントは「横隔膜」です。
横隔膜は肋骨の下の方全体に、ドーム状についています。
この筋肉はだいたいの方は冷え固まっていて、横隔膜の動きが少ないゆえに
体の力を十分に発揮できていないだけです。
ですので、いわゆるセンスの良い方や、変な癖のついていない子供にとっては「自然に使えている機能」です。
前人未踏の69連勝を達成した。
横隔膜が緩んでいる子供
上記の方法で実感出来なかった方や、丹田の機能をしっかりと取り戻したい方は、下記の体操を毎日やるのもおすすめですよ!
01:13~
・「丹田」と呼ばれるおへその奥の空間に「気」を込める事で身体を良くしよう!
との事でした。
実際に丹田を継続して形成する事で
・姿勢の改善
・力が上手く使えるようになる・・・といった効果は確認できているので、オカルト的な胡散臭い物ではなく、きちんと存在するという事ですね。
恐らく「気」というのも、「下腹部を膨らました時に感じる感覚」の事だと思います。
まとめ
「丹田」は横隔膜を上手く使えるようになる事で起きる、身体が元々持っている機能の事を指す。
「丹田」について
「丹田」について。
丹田を鍛える。
腹に力を込める。
ドローイン。
等々…どれかは聞いた事があると思います。
検索してみると…
wikiより抜粋→
丹田(たんでん)は、内丹術で気を集めて煉ることにより霊薬の内丹を作り出すための体内の部位。 下丹田は東洋医学における関元穴に相当し、へその下3寸(へそと恥骨稜の間を5寸とする骨度法による)に位置する。 英語圏では、日本の禅僧によって坐禅瞑想が紹介された経緯から、下丹田を hara と呼ぶこともある。
こんな感じに出てきますが、何やらオカルトというかスピリチュアルな感じ…。
霊薬の内丹を作り出すための…
ここからもう良くわからないですね。
改めて調べて、紐解くと…
霊薬→飲食すれば不老不死になる言われる薬。
内丹→「気」を養う事で身体の中に霊薬をつくる
…もっと噛み砕くと
丹田というおへその奥の「空間」
に
「気」を込めると
身体が良い感じになる!
的な解釈で間違いではないと思います。
次の記事では「丹田」を実際に作り、どのような効果があるのかを考察していきます!