変化を「実感」してもらえていますか?
今回はセラピスト向けの記事です。
私は8年程、セラピスト・整体師としても活動しています。
その中でも感じるのが
・押圧やストレッチの技術を高めるより、変化を「実感」してもらう技術から取り掛かった方が良い
という事です。
技術が高く、仲間内で評価されているが直接の指名までいかないスタッフを何人も見てきました。
そういった方に限って、自分の成果をアピールする事を「恥ずかし事」と思っているように感じます。
確かな高い技術の成果が、顧客の感性に任されるのはとてももったいない事だと思います。
ではどうやって実感してもらうのか?
それは施術前後の変化を感じてもらいやすくなる工夫をする事です。
例えば、先に片脚だけほぐしきってから左右の脚を同時に揺らしてみたりだとか、
圧痛のあった箇所を強調して感じてもらってから、一通りの手技をした後にもう一度触ってみて変化を確かめたりなど…。
施術前後の可動域や筋出力の変化などの小難しい事に取り組まなくても、「実感」してもらう事は十分に可能です。
この業界では、才能があるのに、顧客からの評価が得られないために自信を失い、引退してしまう方があまりにも多いです。
人の体を良くしたい、癒したいという素敵な理由でせっかく始めたのだから、長く続けられるように手助けを出来ればと思い、この記事を書きました。
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